心海の砂煙

もう1個のほうが使えない時用

無題

「なあ、どうしてお前はそんなに正義を保ってられるんだ?」

幾度となく言われてきた。
どうして?なぜ?なんでそんなに自分を信じられるの?

羨ましい

「なぜ自分を信じられない?そんなにお前は自分に対して嘘をついたきたのか?」
「わからないな、僕は僕が正しいと思ったことしかしたことがない。」
「正しくないことをしてしまったとして、償わなかったことも無い。」

僕は僕が正しいと信じている。
信念は、清く美しく、何よりも凛として。

「自分が信じられる僕で居るからこそ、僕は強く生きていられる。」

妥協はしない。
だが許そう。完璧は必ずしも正しいとは言えない。
例えばかの富士のように。

「正しく生きてきた僕を、どうして正義じゃないと疑うことがある?」

人は、自分を殺しすぎてしまっている。



「本当に?」