心海の砂煙

もう1個のほうが使えない時用

さすがにわかんないよ、

「我が愛しの弟よ!その乾きに満ちた盃にアタシからのささやかな恵みを受け入れる気はないか!」バルド、お腹が減ってるだろう?私がご飯をあげるからね。「ああ!そんなに瞳に映るこの世界は歪んでいるのか!だがもう拒絶する事は無い、アタシが夜のカーテンを…

無題

「なあ、どうしてお前はそんなに正義を保ってられるんだ?」幾度となく言われてきた。どうして?なぜ?なんでそんなに自分を信じられるの?羨ましい「なぜ自分を信じられない?そんなにお前は自分に対して嘘をついたきたのか?」「わからないな、僕は僕が正しいと…

うちよその関係(随時更新)

[学戦]結奈恋人→椿先輩(先輩)親友!!→千沙ちゃん(千紗)元カレ 幼なじみ→爽くん(爽)仲良し→藍ちゃん(藍先輩)仲良し→りんちゃん(林檎)千春ちゃん→話したことある(千春先輩)元先輩→愛弓ちゃん(愛弓先輩)仲良し(?)→ひずみん(篠原)喋る先輩→月先輩実恋人→鏡夜く…

糸電話は繋がらない

もしもし。聞こえていないのでしょう。赤い髪の綺麗なお方。高い背に白い肌の元気なお方。真っ白なこんな私の、唯一のご友人様。「ねえアリア。明日ね、エレオノーアすっごく暇なんだよ。」へえ、と言って笑っている、そんな貴女の笑顔が見たいの。大声で笑う…

オリヘタまとめ(非常にうろ覚え)

街名/ウエスカ国/スペイン人名/カルロス・ベレンゲ身長/180代だった記憶関西弁(というより親分語)で話す呑気な田舎者。散々植民地にされた経験から心は開きにくい。トマトを愛するのは国民性。CP/桜花ちゃんとこの子と組んでたような…?街名/カルガリー国/カ…

うちの子について調べると出てくること(魔学)

ギルバート・トランス・トランス家の長男である・小学校に通っていないヴィオラ・カロランド(そこまで特別なことは出てこない)レイル・イーストウッド・西の田舎が出身・家族(父、母、弟)を家事で亡くしている・故郷では罪人として罰を受けていたビス・アー…

被告人

「これより、ギルバート・トランスの犯した罪を並べさせていただきます。一つ目。彼は幼い頃、お父上にいつでも期待されながらそれをプレッシャーに感じていた。これはあまりにも産み落としてくれた親に対して失礼極まりなく、恥ずべき愚かな行為です。それを…

うちの子について調べると出てくる事柄

秋月結奈・父親の戦死・母親の精神病棟への入院・出身地など個人情報竜胆実・両親の事故死・弟、妹の存在について及びその個人情報・若林小太郎が従兄弟であること・極めて優秀な中学までの経歴霧野真・父親が過去優秀な兵士であったこと・父親は飲酒運転な…

赤軍でおそ松EDぱろ

-石水杏-「あ、あの、えっと…っ石水杏、赤軍の2年生です…良いところなんて持ってないです、短所は数え切れないですけどこんな私も兵隊です完全に役不足なんですよ…」「あ、偶然ですね、軍人様ですか?同じですね。毎日お疲れ様です…杏とは大違いです。いい夜で…

真実を照らす

「どうして、こうなった。」どうして、こうにしかならなかった?圧倒的な空虚感。今までで味わったことのないほどの敗北感。きっと自分がどこかで間違ってしまったのだ、頼むからそう言ってくれ。この人が狂ったことも、この人が俺の見ることが出来なかったと…

白軍でもおそ松EDパロ

-東塔里-「よう!俺は東塔里、白軍所属の3年生だ。これでも奇襲なんかは得意なんだぜ、ちょっと勉強は苦手だけどなw学生だけど軍人なんだ。立派なお務めなんだぞ?」「へえ、お前も学生兵なのか。なんか嬉しいなあ。毎日の鍛錬は厳しいか?無理するんじゃないぞ…

黒軍でおそ松EDぱろ

完全に勢いだけでやらかした歌えないかも()-秋月結奈-「あ、どもーっす秋月結奈、黒軍で1年生で他に言うことあったっけ?チャームポイントはよく笑うとこ、短所は…まあまあ気にしないで行きましょうw学生だけど兵隊さんすげー話っしょ?ww」「えー奇遇っすね!…

(笑)

「なあ夢兎?なんかお前の弟?小学生くらいのやつ次入ってくるってマジ?」「あーマジらしいぜ!」「飛び級とか日本でもありなの?w」「知らねーwwなんか市街戦?に巻き込まれた時に、周りのもの使って武器見繕って、黒軍4人くらい殺したんだってよ。それ見込まれて…

そして、愛を知る

昔、唯一ひとりだけ好きになれた女の子が居た。優しくて、お日様のような子だったなんていうのは洒落っけがないかもしれないが。事は単純明快なのだ。俺が正しい愛し方を知らないだけ。俺を愛してくれた父親は俺を躾てはくれたが、叱ってはくれなかった。俺…

無題

「どうして殺したのさ、また何か言われるよ」「だって、さっきバルドの足を引っ掻いただろ?」「…また、僕?」「敵じゃないか!はっはっは!」「…いい加減にしてよ。なんでも僕のせいにしてさ。」「してないさ!おかしなことを言うなあ」「してるさ。姉さんが動く理由はい…

未来の話(死ネタ?注意)

「また来るね、実。」「ああ。」そう言って昔俺を助けた友人は病室を出て行った。彼も昔に比べて、随分人間らしくなったと思う。おそらく死んだ恋人の生を信じて疑わず、仕事や考え事で行き詰まり、疲れると彼は決まって俺のところへ答えを求めに来ていた。そん…

大嫌いな彼の独占

彼とすれ違うとたまに甘い香りがする。チョコレートの香りの時が一番多くて、その次はマカロンとか砂糖類、その次はシュガーたっぷりのコーヒー。女子か、なんて心の内で悪態をつくのはもう慣れっ子で、その香りの元となるティータイムをしている彼を見るの…

小鳥のさえずり

「そういえば、この本って禁術が書いてあるんだよね?」「そうだよ?」「その禁術って、具体的にはどんなものなのかな。」「興味あるの?」「…ううん。エレオノーアはね、禁術なんかに手を出してるモルフェくんはいつまでモルフェくんで居られるのかなあって思っただ…

赤色の呟き

「集まるもんだねえ」黒い衣服に身を包むかつての同居者達に目を向けた。もう一人の少女と自分を除いて、彼らは群青色の少女によって集められたと聞く。懐かしい顔ぶれだ。そう言うには各々が成長しすぎているような気もするが、それでも変わらない。強いて言…

体温37℃の甘え方

「薬飲まなきゃ治らないぞ!」「君がいる限りうるさくて薬どころじゃないよ」「飲みたくないだけだろ…」ごもっとも。だって僕は薬の苦さが嫌いなのだ。トマトに次いで人生の敵だと言っても良い。体温計は37℃を指したまま。季節の変わり目は良くない、こうやって風…

愛 とは

「なーんか…無いと、やっぱだめなんすよねえ。でもたぶん無いなんてこと殆ど無いんじゃないかな。」「使いやすいよなあ。それさえあれば、そうすげえ人間にとっては大きいものなんだ。人ひとり変えるくらい。」「…わからない。なんだろう。でも、すごく暖かいよ。…

小さな軌跡を

「先生?また戦争の資料ですか?」「ん?ああ…」「目を悪くしますよ。コーヒーいりますか?」「ありがとう」「ブラックですよね」「ああ。」学生戦争。恐らく数多の学生が歴史の授業で耳にした日本の代表的内戦。日本が3つの軍にわかれ、学生までもを動員した、悲劇の戦…

お日様の君

「君は元気すぎるよ」「ん?何か言ったか!」「うるさいよばか」「…?」明るく笑う人はもう信用しちゃいけない。その裏に何も無いように見えて、八つ当たりしちゃうから関わっちゃいけない。また、失ってしまうから、大切にしちゃいけない。ぽたぽた。はらはら。まだ…

Dear You.

君に贈りたい言葉は沢山ある。君に贈りたい物もたくさんある。僕はどうか君へ届くようにいつも願っている。常々、淡々とこの毎日を。僕はただ君のいる場所が陽だまりであればいいと願いながら呼吸をしている。生きること。君と出会ってから、僕は美しい四季…

魔法学園まとめ

やっべーぜ何書いてないかわかんねーぜ!!!というわけで魔学まとめ。 見やすいようにいつもとは違う順番でキャラクター出てきたり。 *と*の間にはなんていうかえっちいの()書いてある。見るのは自己責任でお願いいたす() ギルバート・トランス 中等部2年 …

幸せの使者

真っ赤な果実は朽ち果て、手の中で色褪せていく。命が消えていく。そんな時間を眺めるのが大嫌いだった。「…美味しくないの。」ぽつり、呟いた欠片は静かに地面へと落ちていった。「はい!口開けて!」「ん、」初めて彼から食べ物をもらってから、自分でものを食べ…

答えないでね。

いつ自分は消えてしまうだろう。そう考え始めてからもうずいぶんな時が過ぎた。案外自分は特別で、死んでからでも消えはしないのかもしれないと、馬鹿みたいな期待をした。「でも多分いつかは」そう、きっと終わりは訪れる。そうでなかったら気が狂ってしまう…

君との差

それは確かな恋。それは確かな尊敬。それは、確かな依存。危険信号がチカチカと点滅していた。僕も気づいていた。だから僕は必要以上に彼を恐れたのかもしれない。もう近寄らないで、もう話しかけないで。そう思ったって、あの高貴な彼の寂しげな表情が僕を…

瞳の魔法

「好きやなあ、あの人のこと」窓の外に見える彼を見つめていると、不意に声をかけられた。目をやればそこに映るのは、黒くて長い不衛生な爪にカツカツと品無く鳴らされる杖。そして足まであるボサボサの髪に何より特徴的な真っ黒な目隠し。「占ってあげよかあ?…