心海の砂煙

もう1個のほうが使えない時用

神様企画

幸せの使者

真っ赤な果実は朽ち果て、手の中で色褪せていく。命が消えていく。そんな時間を眺めるのが大嫌いだった。「…美味しくないの。」ぽつり、呟いた欠片は静かに地面へと落ちていった。「はい!口開けて!」「ん、」初めて彼から食べ物をもらってから、自分でものを食べ…