心海の砂煙

もう1個のほうが使えない時用

うちの子について調べると出てくる事柄

秋月結奈
・父親の戦死
・母親の精神病棟への入院
・出身地など個人情報

竜胆実
・両親の事故死
・弟、妹の存在について及びその個人情報
・若林小太郎が従兄弟であること
・極めて優秀な中学までの経歴

霧野真
・父親が過去優秀な兵士であったこと
・父親は飲酒運転などで何回か警察の世話になっていること
・両親間の離婚
・姉が軍人であること

・ちなみに虐待については調べても出てこない

鮫島菊哉
・家がヤクザであること
・父親はその組長であること
・昔組内で真相がわからない事件があり、巻き込まれていること。
・石水杏と小、中学校が同じであること

東塔里
・家が白軍系の良い家柄であること
・武道に長けた家紋で、両親もまだ軍人現役であること

・なお性別については一切出てこない

玉之屋風兎
・父親、兄の戦死
・母親の自殺
・玉之屋夢兎とは母親が違うこと
・特別に飛び級が許された経緯

玉之屋夢兎
・父親、弟、母が居たこと
・学校での成績
・戦死した日時、場所

石水杏
・両親が殺害されていること。犯人は未だ見つかっていない
・兄が戦場で行方不明になっていること
・鮫島菊哉と小、中学校が同じであること

兎上由紀
・日輪家から兎上に出された養子であること
・日輪家、兎上家ともに長男であり、それぞれに妹、義弟がいること
・様々な分野での活躍及び表彰など

若林小太郎
・両親が自殺していること
・桜坂廉太郎が開いた塾で育てられていたこと
・その塾が戦火に見舞われ、桜坂廉太郎と共に燃えたこと
・空白の数年の後、桐生孤児院に居たこと








赤軍でおそ松EDぱろ


-石水杏-
「あ、あの、えっと…っ
石水杏、赤軍の2年生です…
良いところなんて持ってないです、
短所は数え切れないですけど
こんな私も兵隊です
完全に役不足なんですよ…」

「あ、偶然ですね、軍人様ですか?同じですね。
毎日お疲れ様です…杏とは大違いです。
いい夜ですよね、踊りたいような
あっやっ違います、
すみません大口叩いて…
杏はひとりぼっち、あなたも、また。
ねえ、杏はあなたよりクズなんですよ
悔しいですよね、負けるとか?」

誰の代わりも桜のように
日の丸国を統一せんと
武器を手に取った我ら学生兵
前を見て進めば夜明けまでを

「生きてる価値なんてないんですよ」

ああ なんて残酷な青春
戦って
shake!shake!

don't give up your life!
絡まっていく想い
魂を捧げて
shake!shake!

Ah students war

学生戦争。
日本統一を願って起きたこの内戦の名は、果たしてどれほど知れたものなのか。
shake!shake!

まあ揃いも揃って酔狂な若者

「学戦」



-兎上由紀-
「僕は兎上由紀。赤軍所属2年生だ。
僕は自分が間違っているなどと思いはしないし
短所など探しても無意味だろう
学生、しかし軍人だ。
立派だと?当然だ。」

「ふん、お前も学生兵なのか、ずいぶん気楽そうだな。
毎日鍛錬に励んでいるのか?全く見えないな。
いい夜だ。踊ってほしいか?
頭が高いぞ、誰にものを言っている。
僕と貴様しかいないだろう。
なんだ、見くびっているのか?
なんのために武器を持つ?」

誰の代わりも桜のように
日の丸国を統一せんと
武器を手に取った我ら学生兵
前を見て進めば夜明けまでを

「強く生きろ、僕のように」

ああ なんて残酷な青春
戦って
shake!shake!

don't give up your life!
絡まっていく想い
魂を捧げて
shake!shake!

Ah students war

学生戦争。
日本統一を願って起きたこの内戦の名は、果たしてどれほど知れたものなのか。
shake!shake!

まあ揃いも揃って酔狂な若者

「学戦」



-若林小太郎-
「やあ、若林小太郎、赤軍3年生だよお。
ふふ、メイクが上手でしょお?
ネガティブなことは言わないんだあ
学生だよお?兵隊だけど。
すごいことだよねえ」

「へえ?君も兵隊かあ、苦労するよねえ。
毎日筋トレなのお?勉強も一緒に大変だねえ
いい夜だねえ、踊ろうよお
あは、冗談冗談
心配しないで?
僕はひとり、君はひとりぼっち
ふふ、怒っちゃったかなあ?
じゃあ遊ぼっかあ、おもちゃもあるし?」

誰の代わりも桜のように
日の丸国を統一せんと
武器を手に取った我ら学生兵
前を見て進めば夜明けまでを

「僕は復讐するまで死ねないんだ」

ああ なんて残酷な青春
戦って
shake!shake!

don't give up your life!
絡まっていく想い
魂を捧げて
shake!shake!

Ah students war

学生戦争。
日本統一を願って起きたこの内戦の名は、果たしてどれほど知れたものなのか。
shake!shake!

まあ揃いも揃って酔狂な若者

「学戦」


真実を照らす

「どうして、こうなった。」
どうして、こうにしかならなかった?

圧倒的な空虚感。今までで味わったことのないほどの敗北感。
きっと自分がどこかで間違ってしまったのだ、頼むからそう言ってくれ。
この人が狂ったことも、この人が俺の見ることが出来なかったところでこうも赤く染まって、冷たくなってしまったことも、全部全部、俺が間違ってしまったのだと言ってくれ。
頼むから、この人の生き方が、この人自身が間違っていたのだなんて言わないでくれ。
あまりにも哀れなこの人を。
これ以上否定しないでくれ。

雨。

「…なんで、こうなったんだよ。なあ。」


足音が聞こえた。たくさんの血を滲ませて、彼は俺の後で立ち止まる。
いつも気配の無い彼の存在を認識することは、この生きた人間の少ない終戦直後の土地においては容易であったとしか言いようがない。
それにしても、いつもより見つけやすかった。
まるで、人間になったみたいだ。
「…早く、殺せよ。」
自分でも馬鹿にしたくなるくらい、掠れた声だった。
「…裏切ったんだ。それが当然だ。俺は違反者なんだ。優等生なんかじゃなかった。大罪人と言うほどじゃあないかもしれないが、俺は間違いなく死ぬべくして死ぬ人間だ。
お前の得意分野だろ。早くしろよ。」
それはまるで、幼稚な言い訳のようだった。
「…早く。」
雨の中でも乾燥した目玉が彼を捉えたがらなかった。


「そんなこと言わないで。」


雨の中で妙に聞こえたその声は彼であって、
しかし、
紛れもない人間の声だった。


「そんなに、悲しいことを言わないで。」
「自分のせいにばかりしないで。」
「もっと、望んで。」

差し伸べられた手は妙に綺麗で、

見上げた瞳が、それは美しく

慈愛に満ちていて。

「帰ろう。実。」

捨てたと思い込んでばかり居たそれは、あっけなく降り注がれて。
気付けば弱くなった雨足と反比例するように、顔に浴びた血を洗い流して涙は溢れていた。

白軍でもおそ松EDパロ

-東塔里-
「よう!俺は東塔里、白軍所属の3年生だ。
これでも奇襲なんかは得意なんだぜ、
ちょっと勉強は苦手だけどなw
学生だけど軍人なんだ。
立派なお務めなんだぞ?」

「へえ、お前も学生兵なのか。なんか嬉しいなあ。
毎日の鍛錬は厳しいか?無理するんじゃないぞ。
いい夜だなあ、踊ってみるか?
ふふ、まあそう照れるなよw
ああ、安心してくれ
俺は1人だ。お前と今は2人っきり
ああ!無駄話が長かったか?
じゃあやるか、武器だろう?」

誰の代わりも桜のように
日の丸国を統一せんと
武器を手に取った我ら学生兵
前を見て進めば夜明けまでを

「生き残ることが俺達の義務だ。」

ああ なんて残酷な青春
戦って
shake!shake!

don't give up your life!
絡まっていく想い
魂を捧げて
shake!shake!

Ah students war

学生戦争。
日本統一を願って起きたこの内戦の名は、果たしてどれほど知れたものなのか。
shake!shake!

まあ揃いも揃って酔狂な若者

「学戦!」


-玉之屋風兎-
「玉之屋風兎。これでも立派な白軍所属の3年生だよ。
きっとそこいらの奴よりは頭がいいよ、
まあちょっと、力負けはしちゃうけどさ。
学生兵だよ、知らないの?
すごい立場の人なんだから」

「君学生兵なの?僕と同じだね。
毎日訓練が厳しいなんて弱音を吐くならやめとけばいいのに。
いい夜だね、踊らせてくれるの?
なんてね、馬鹿みたい
わかってないとでも思ったの?
僕と君でたったふたりぼっち。
さて!そろそろ茶番は終わり
構えなよ、その武器を」

誰の代わりも桜のように
日の丸国を統一せんと
武器を手に取った我ら学生兵
前を見て進めば夜明けまでを

「取り残されたら、死ぬしかないじゃん」

ああ なんて残酷な青春
戦って
shake!shake!

don't give up your life!
絡まっていく想い
魂を捧げて
shake!shake!

Ah students war

学生戦争。
日本統一を願って起きたこの内戦の名は、果たしてどれほど知れたものなのか。
shake!shake!

まあ揃いも揃って酔狂な若者

「学戦。」


-玉之屋夢兎-
「お、やっほー
俺玉之屋夢兎。白軍所属の…何年生だろ?
実は2年生で戦死しちゃってさ、
ちょっと透けてるけど怖がんないで!
学生しながら兵隊なんて
酷い話だよなあ」

「えー君も学生兵なの?大丈夫?死にかけてない?
毎日筋トレか〜俺も真面目にやっときゃ良かったとか?w
いい夜だな!踊っちゃう?
冗談冗談w
わかってるからw
俺しか居ないし、君は今一人ぼっち。
そう!俺にとっては都合が良いんだ
どうしたい?死にたくない?」

誰の代わりも桜のように
日の丸国を統一せんと
武器を手に取った我ら学生兵
前を見て進めば夜明けまでを

「なんていうか、理不尽だよなあ」

ああ なんて残酷な青春
戦って
shake!shake!

don't give up your life!
絡まっていく想い
魂を捧げて
shake!shake!

Ah students war

学生戦争。
日本統一を願って起きたこの内戦の名は、果たしてどれほど知れたものなのか。
shake!shake!

まあ揃いも揃って酔狂な若者

「学戦!」


黒軍でおそ松EDぱろ

完全に勢いだけでやらかした歌えないかも()

-秋月結奈-
「あ、どもーっす
秋月結奈、黒軍で1年生で他に言うことあったっけ?
チャームポイントはよく笑うとこ、
短所は…まあまあ気にしないで行きましょうw
学生だけど兵隊さん
すげー話っしょ?ww」

「えー奇遇っすね!あんたも兵隊さんすか、お互い大変っすねえww
毎日筋トレに自主練っしょ?勉強は忘れる方向で行きましょうw
いい夜っすねえ踊っちゃいます?w
ファーー冗談っすよwwww
ああwwわかってるっすよ
私は1人だし 貴方と今は2人っきり
そう!流石にそこまで馬鹿じゃないんすよw
そのための、武器でしょう?」

誰の代わりも桜のように
日の丸国を統一せんと
武器を手に取った我ら学生兵
前を見て進めば夜明けまでを

「だって生きたいじゃないっすか」

ああ なんて残酷な青春
戦って
shake!shake!

don't give up your life!
絡まっていく想い
魂を捧げて
shake!shake!

Ah students war

学生戦争。
日本統一を願って起きたこの内戦の名は、果たしてどれほど知れたものなのか。
shake!shake!

まあ揃いも揃って酔狂な若者

「学戦!」



-竜胆実-
「初めまして。
竜胆実。黒軍所属の2年生。
特技は家事とかまあ料理だな
短所はそうだな、探してみてくれw
学生しながら軍人でもある
ずいぶん多忙だなあ、これ」

「へえ、お前も軍人か。大変だろ?わかるわかる。
戦いの備えと勉強の両立だろ?お前ちゃんと寝てるか?
いい夜だな。踊りたくなるくらいだ
え?踊れないって冗談はよせよw
俺はきっと1人だお前もそうだろ?わかってる
さあ!始めようぜ探りは終わりだ
お前のそれ、武器だろう?」

誰の代わりも桜のように
日の丸国を統一せんと
武器を手に取った我ら学生兵
前を見て進めば夜明けまでを

「ばーか、誰がお前にやられるかよ」

ああ なんて残酷な青春
戦って
shake!shake!

don't give up your life!
絡まっていく想い
魂を捧げて
shake!shake!

Ah students war

学生戦争。
日本統一を願って起きたこの内戦の名は、果たしてどれほど知れたものなのか。
shake!shake!

まあ揃いも揃って酔狂な若者

「学戦!」


-霧野真-
「…ああ、えっと…
霧野真、黒軍、2年生、一般部隊部隊長。
特技は…えっと…なんだろう…
短所は…例えば話すのが遅い
あっ、まって、学生兵なんだって言わないと」

「…君も兵隊なの?そうなんだ…
毎日大変?…どうだろ、考えたことないな…君はそうなんだね。
綺麗な夜だね…明るくて暖かい。
僕はひとり。君も…ひとり。
そうだろうね、君の目的ならわかってたよ。
殺すための武器だから。」

誰の代わりも桜のように
日の丸国を統一せんと
武器を手に取った我ら学生兵
前を見て進めば夜明けまでを

「あの子のために僕は死ねない。」

ああ なんて残酷な青春
戦って
shake!shake!

don't give up your life!
絡まっていく想い
魂を捧げて
shake!shake!

Ah students war

学生戦争。
日本統一を願って起きたこの内戦の名は、果たしてどれほど知れたものなのか。
shake!shake!

まあ揃いも揃って酔狂な若者

「…学戦」


-鮫島菊哉-
「チッしょうがねェな
鮫島菊哉、黒軍1年の一般部隊。
長所だの短所だのめんどくせーな
だりぃんだよ意味わかんねえ
あ?学生兵だよ文句あんのか
立派な兵隊だ?…そうかよ。」

「は?テメーも学生兵かよ、似合ってねえなあ
筋トレとかしてんのかよ弱そうだな、何怒ってんだ鬱陶しい
いや最高の夜だな踊らせてやるよ
安心しろよ、手加減しねーさ
俺は1人でテメエも1人だやっぱサシだろ
後悔しても遅いぜ、ビビってんなよ
なんのための武器なんだよ?」

誰の代わりも桜のように
日の丸国を統一せんと
武器を手に取った我ら学生兵
前を見て進めば夜明けまでを

「全員ぶっ殺してやるよ」

ああ なんて残酷な青春
戦って
shake!shake!

don't give up your life!
絡まっていく想い
魂を捧げて
shake!shake!

Ah students war

学生戦争。
日本統一を願って起きたこの内戦の名は、果たしてどれほど知れたものなのか。
shake!shake!

まあ揃いも揃って酔狂な若者

「学戦。」




(笑)

「なあ夢兎?なんかお前の弟?小学生くらいのやつ次入ってくるってマジ?」
「あーマジらしいぜ!」
「飛び級とか日本でもありなの?w」
「知らねーwwなんか市街戦?に巻き込まれた時に、周りのもの使って武器見繕って、黒軍4人くらい殺したんだってよ。それ見込まれてテストしたらしい?」
「なにそれお前の弟やばくねーwwwお前より強そうじゃんwww」
「ほんとなwwあいつやべーよw」
「お前お兄ちゃんなのにwww」
「ほんっっとそれな」
「涙吹けよ」
「wwww」
「つーかマジですごくね?異例中の異例だろ!」
「そうなんだよなあ」

「まあ?自慢の弟って感じ?(笑)」

そして、愛を知る


昔、唯一ひとりだけ好きになれた女の子が居た。優しくて、お日様のような子だったなんていうのは洒落っけがないかもしれないが。

事は単純明快なのだ。
俺が正しい愛し方を知らないだけ。

俺を愛してくれた父親は俺を躾てはくれたが、叱ってはくれなかった。
俺を愛してくれた母親は喝を入れてくれたが、慰めてはくれなかった。
強く生きることが正しかった。忠実に、尊敬の念を抱いて、真っ直ぐ前を向いて歩くのが理想だった。
画鋲の道を、真っ赤に染めながら走っていた。

ある時、唯一ひとりだけ友人だと言える子に言われた。
「なんだか、辛そうだね。生き方。」
彼女はひとつだけそっと画鋲を拾ってくれた。
初めてだった。躾や言いつけ以外の考え方が存在するのだと知った。

この時、唯一ひとりだけ。
たった1人だけ特別な人が居た。
ほかの誰とも違って、大切にしたいのだけれど、傍にいて欲しいのだけれど、どうしてもその方法がわからない。
愛してるってどう表現すればいいんだっけ?
躾けるのと、殴るのと、それから、抱くのと?あとなにかあったっけ。でも違うんだ。
どれも俺はあの子にそんなことしたくない。
そもそも愛って
なんだったっけ。

「きーくん!」

A.笑顔がどうにも安心するその感情

「…あほらし。」